グランデータの電力サービスは、電気の市場価格の
変動により請求金額に影響が出やすいサービスです。
他社サービスに対して比較的に料金プランが安く設定されています※が、燃料価格の高騰などが起こった際に他社よりも電気代が高くなる可能性があります。
※全ての会社と比較をして最安値であることを保証するものではありません。
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料金体系はどの電力会社も同じじゃないの?
これまで、グランデータを含む多くの電力会社が地域電力の料金体系と同じ仕組みを採用してきました。
昨今の世界的な燃料価格の高騰に対応するため、各社がそれぞれの方法で値上げをしたことで、性質の異なる複数の料金体系が主流となりつつあります。
他社の料金価格と比べてどのような違いがあるか
燃料価格が高騰したケースも交えて解説
平常時
燃料価格が高騰した場合
※図はイメージです。
※料金の算出方法は電力会社によって異なるため、比較結果が図と異なる場合がございます。
平常時と燃料価格が高騰した場合とで電気料金の変化が一番大きいのがグランデータ の料金体系です。

グランデータ は燃料価格が高騰した場合、電気代が他社と比べても高くなってしまいます。
しかし、
平常時には他社を大きく下回るほど電気代が安くなる場合があります。

それぞれの、料金体系のメリット・デメリットをよく理解した上で契約をご検討ください。
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どれくらい電気代が高くなるリスクがあるの?
特殊な状況が重なったことで、昨今は燃料価格が高騰している状態です。

どれくらい特殊な状況によって引き起こされた高騰なのか、近年のエリアプライス平均の推移で解説します。
※1 パナマ運河で新型コロナパンデミック 液化天然ガス(LNG)を積んだタンカーが通行不可に。
※2 コロナ禍からの世界的な経済回復により原油需要が加速
※3 ロシアによるウクライナ侵攻
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今はどうして燃料価格が高いの?
新型コロナウイルス禍からの世界的な経済回復による原油需要の拡大にはじまり、ロシア・ウクライナ問題など世界的に不安定な情勢を背景として、発電に必要な燃料価格の高騰が続いています。
世界はちょうど脱炭素を目的とした再生可能エネルギーへのシフトをしていた最中です。
そのため、化石燃料の新規開発を抑制していたなかでの大幅な需要増に供給が伴わなかったことが原因として大きいといわれています。
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値上げの予定はあるの?
基本料金と使用料金単価については、現時点で値上げの予定はありません。
燃料価格の高騰に対応するため、現在各社様が料金の値上げを敢行している状況ですが、グランデータの電力サービスは、既に燃料価格の高騰に対応した仕組みになっています。
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今後の見通しは?
明確な見通しを立てることはとても難しいですが、
日本卸電力取引所のエリアプライスの高騰は、かなり落ち着いてきています。
使用料金単価を値上げする電力会社の場合、世界情勢の安定化により燃料価格が落ち着いても、お客様のご負担に変わりはありませんが、
グランデータの電力サービスは燃料価格の落ち着きに伴って実質的な値下げが適用され、お客様のご負担が減る可能性があります。
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最後に…
グランデータと地域電力、結局どっちがいいの?
市場に連動して電気代が増減するグランデータと、市場の影響は受けないけれども使用料金単価の値上げを行う電力会社とでは、どういった性質の違いがあるのか、それぞれメリットとデメリットをまとめました。
メリット
エリアプライス (燃料価格や市場)が落ち着いているときに安い。
デメリット
エリアプライスが高騰した際に高くなる。
メリット
燃料価格等が高騰しても高くならない。
デメリット
エリアプライス(燃料価格や市場)が落ち着いてくると割高になる。
使用料金単価そのものを値上げされる会社様は、今後世界情勢の安定化とともに燃料価格が落ち着いた場合であっても、お客様のご負担に変わりはありません。
一方で、弊社は使用料金単価については現時点では値上げの予定がないため、燃料価格の落ちつきとともに実質的な値下げ※が適用されることとなります。
※2023年3月31日以前の当社電気供給約款の定めによる計算方法と比較した場合